インタビュー!映像クリエイター・王陽さん

インタビュー
飾らず、楽しく、「中国語」の魅力を届ける――

 「旅行に行くような感覚でしたね」

 そう笑って振り返るのは、映像クリエイターとして活動する王陽さん。

 江蘇省常州市に生まれ、幼少期には内モンゴルで暮らした経験も持つ。

来日のきっかけ

 来日のきっかけは父の一言だった。かつて日本で研修を受けていた父に勧められ、高校卒業後に日本へ。日本語学校を経て大学に進学したが、当時は「将来を深く考えていたわけではなかった」と率直に語る。むしろ日本に来て初めて、「自分で選ぶ」という感覚を実感したという。

 卒業後は一般企業に就職し、銀行関連機器の業務に携わった。

 しかし、数年後には退職。上海での起業やスタートアップ企業での経験など、模索の時期が続く中、すでにもう一つの流れが始まっていた。それが、動画制作だ。

 2013年、まだ「YouTuber」という言葉が一般的ではなかった頃、王さんは自ら動画を撮り始めた。「自分には何が発信できるか」と考えたときに思い至ったのが、中国語という“生まれ持った強み”だった。

 軽やかなコントのような動画からスタートしたその活動は、やがて思いがけない形で広がっていく。

NHKの目に留まり、語学番組への出演へ。

 動画投稿を続ける中で、関係者の目に留まり、NHKの中国語学習番組に出演が決まった。収録現場では戸惑うことも多かったが、「度胸がついた」と振り返る。多くの人に見られる環境の中で、自分をどう表現するかを学んだ経験は、その後の活動にも大きく影響しているようだ。

番組の経験を経て

 現在はYouTubeチャンネルを中心に、中国語に関連する動画を発信している。なかでも、日本人の中国語を分析する動画は人気が高い。

 とはいえ、「本来の目的は中国語を教えること」と、軸はブレない。そんな彼が大切にしているのは、「楽しさ」だという。難しい内容でも、できるだけわかりやすく、そして面白く。「覚えてもらうためには工夫が必要」と語る姿勢には、発信者としての誠実さがにじむ。

 一方で、日本人学習者に対しては「聞くだけで満足してしまいがち」と指摘する。「話してみると全然できない、ということはよくある」とし、アウトプットの重要性を強調する。


映像クリエイター・王陽

1982年生まれ。2002年に来日し、2016年よりNHK Eテレ「テレビで中国語」「中国語!ナビ」にネイティブゲストとして出演。

現在、自身のYouTubeチャンネル「王陽のほぼ毎日中国語」にて、中F国語学習や中国関連の動画をアップし、マルチクリエイターとして活動している。


『聴く中国語』2026年5月号では、王陽さんのご家族や今後の挑戦についてもお話を伺っています。

詳しくチェックしてみたい方は、月刊中国語学習誌『聴く中国語』2026年5月号に掲載されているインタビューをぜひご覧ください。

📹️弊社公式YouTubeでも動画を公開中!ぜひご覧ください。

NHK中国語学習番組でおなじみ!映像クリエイター・王陽さん独占インタビュー ~飾らず楽しく中国語の魅力を届ける~

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