20代女子が行く!4泊5日山東省大移動の旅①|初の民泊体験と怒涛の博物館巡り

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皆さんは、山東省がどんなところかご存知ですか?

私は友人にお土産を配る際、「青島ビールって知ってる?あの青島市があるところ!」の一本勝負で説明しました。(笑)

それでもビールをあまり飲まない人はいまいちピンと来ないよう。

そんな私も、今回山東省に行くまでは、お恥ずかしながら「青島」以外は何も知らず…。(というか、青島市が山東省に属していることすら割と最近知りました。)

知っている方も、知らない方も、まずは中国の地図を見てみましょう。

海沿いで、北京と上海のちょうど間くらいです。

次に、山東省の地図を見てみましょう。

山東省には、以上の16都市があります。省都は意外にも(?)済南市

今回の旅では、関西国際空港から青島膠東国際空港への直行便に乗って、青島濰坊(いほう/いぼう)→淄博(しはく)→泰安(たいあん)→臨沂(りんぎ)→青島の順で移動し、青島から日本に帰国しました。

1日目:青島→濰坊

今回、行き帰りともお世話になった山東航空。ちなみに、青島膠東国際空港は2021年開港でピカピカ。

ここから大移動スタートです。青島市に着いたら、まずは濰坊市へと向かいます。バスで約3時間ほど。

余談ですが、濰坊市は中国ビニールハウス発祥の地だそうで、農業が盛んな街です。バスの窓からたくさんビニールハウスが見えました。

あとはも有名みたいですね。「凧の都」とも言われています。

今回の目的地は濰坊市の中の青州市。(市の後にまた市がくる住所にはどうしても慣れない…。)

初日は青州古城というエリアの民泊に泊まったのですが、私はここにとってもテンションが上がりました。

『風の吹く場所へ~love yourself~(去有风的地方)』のヒロイン・許紅豆が泊ってたところみたい!!

あのドラマの舞台は雲南省ですが、あくまでもイメージです。伝わります…?(写真:抖音@青州古城花栖民宿抖音)
ベランダから下を覗いた景色。謝之遥がいそう。

入室してから30分お湯が出ないことと、シャワーを浴びるとトイレまで水浸しになるあの独特な構造以外、特に不便なことはなく、とても快適で、滞在時間が短いのが本当に惜しまれました。

ベッドも綺麗で、テレビもベランダもあって、超快適!
右下の白いのがトイレです。よくある謎構造。

2日目:濰坊→淄博→泰安

6:00に起きて、朝食を食べ、ちょっと周辺を散策。
しれっと馴染むローソン。

2日目は、なんと1日で3か所の博物館をはしごしました。

先に保険をかけておきますが、私は学生時代から「歴史」が大の苦手。全てをただの文字列として丸暗記したせいで、今はもう何も覚えていません。

そんな私が全力で楽しんだ博物館はしご旅を、私なりにサクッとご紹介します。

青州博物館(濰坊市)

こちらの青州博物館新館も2023年にできたばっかりでピカピカ。常設展は事前予約してタダで見れるんだって!(写真:Tim Wu)

めちゃめちゃ貴重な文化財がたくさんあるのですが、私が一番好きだったのは「青州微笑(QINGZHOU SMILE)」という展示です。

龍興寺跡から出土した仏像群なのですが、みんなちょっと笑ってるの!

見てください!この愛らしい表情!

私が特にお気に入りなのは左上。

優しく微笑んでいる子から、吹き出しそうなのをこらえているような子まで、可愛い仏像の数々に、こちらまで笑顔になりました。

ちなみに、微笑み度合いが大きい方(より笑顔な方)が、古いらしいです。不思議ですね。

あとは「宜子孫」という玉璧だとか、
科挙試験の満点答案用紙「趙秉忠状元巻」だとか、どれも貴重なものばかり。

臨淄中国古車博物館(淄博市)

右から左に読みます。

1階と3階には、春秋戦国時代、戦争や生活に使われていたさまざまなもののレプリカが展示されていますが、メインは地下。

ちょっと寒いこのフロアに、高速道路の建設中たまたま発見されたというお墓がそのまま保存されているんです。

1990年中国十大考古発見の一つ、だそう。

埋葬品の馬と馬車がずらり。肝心な「誰のお墓なのか」問題については、斉の第26代君主・景公じゃないかという説が濃厚だそうですが、はっきりとは分かってないみたいです。ド迫力ではありますが、冷静に考えると結構ぞわっとしますよね。

昔、偉い人のお墓には、こうしていろいろなものを一緒に埋葬したそうですが、馬は生きたまま埋めたんですって…。発想が残酷すぎる…。

斉文化博物館(淄博市)

写ってはないですが、現地の修学旅行生がたくさんいました。

春秋戦国時代の大国「斉」の歴史と文化を専門に展示する博物館です。中国の歴史にお詳しい方ならピンとくるでしょうか…。

斉の君主一覧表。ほとんどが姜さんですが、最後は田さんに。

時代に関しては詳しく分からないものの、ここにはなんだか可愛いものがたくさんあったのが印象的でした。

メルヘンな子牛がいたり
メルヘンなタツノオトシゴ(?)がいたり
にこやかなスーパーマリオのドッスンみたいな子がいたり。

ですが、ここでの私的ハイライトは、博物館の入り口で、修学旅行で来ていた中国のJKに「一緒に写真を撮ろう」と誘われたこと。

その後、館内でまた追いかけてきてくれて、連絡先まで交換しました。可愛い女子高生に癒されたし、日中の未来は明るそうだし、なんだかほっこり。(笑)

ちなみに、この日の昼食は「淄博でバーベキュー(去淄博吃烧烤)」

数年前にバスったらしい、このフレーズ。知ってる方いらっしゃいます?

会場入り口はこんな感じ。
バーベキューのお店が並んでいます。

まだコロナウイルスが大流行していた頃、この淄博市で隔離されていた山東大学の学生たちに向けて、最後に市からバーベキューが振る舞われたそう。その出来事を学生らがSNSでシェアし、「今度は家族や友人を連れて食べに来ます!」と投稿。そしたら、その後本当にみんながまた来てくれて、バーベキュー会場は大賑わいになったんだとか。

もともと名物ではあったものの、そこまで人気が高かったわけではないこの「淄博バーベキュー(淄博烧烤)」が、こんな温かいエピソードにより、瞬く間に拡散されて、一気に火がついたんですって。世の中捨てたもんじゃないですね。

提供された時点ですでに火は通っているので、温める程度でいいんだと思います。
お店に入ると、大量の山東省名物ネギがお出迎え。
こんな感じで食べました。これが淄博スタイルだそう。(写真:百度@览胜天下游)

2日目の最後は、翌日の登山に向けて泰安市へ移動し、終了。

続いては、壮大な泰山臨沂市の巨大没入型テーマパークをご紹介します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!下次见!

▼続き・3日目(前編)の様子はコチラから

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