2026年4月末、編集部員Sは、4泊5日で中国の山東省5都市(青島、濰坊、淄博、泰安、臨沂)を巡る大移動ツアーに参加しました!今回は【旅の3日目(後編)】をお届けします。引き続きお付き合いくださいませ。
▼3日目(前編)はコチラから
3日目:泰安→臨沂(後編)
世界遺産・泰山を下山し、午後はお隣の臨沂市に移動。巨大没入型テーマパーク琅琊古城へと向かいました。
ちなみに「琅琊」とは、現在の山東省から江蘇省にかけての地域に存在した古代の地名だそうです。

このテーマパークはショーがメインで、パーク内で毎日大小さまざまなショーが開催されているのですが、この日はなんと1日でトータル197ステージもあるんですって。




今回、私はここで2つの大きなショーを観劇したのですが、これが本当に本当に圧巻でした!!
(「2つも飽きずに見られるかしら」なんて要らぬ心配でございました。大変失礼いたしました。)
まず直行したのが、「琅琊大剧院」という劇場。ここで上演されているショー『国秀琅琊』を見ます。

内容は、瑯琊の1000年にわたる歴史のダイジェスト。
何がそんなにすごいのかと言いますと、シルク・ドゥ・ソレイユに負けず劣らないであろう出演者たちの身体能力と、現代で成し得る全てを取り入れていると言っても過言ではないボリューミーな演出の数々です。






そして、私が一番度肝を抜かれた場面!

伝わります??左側、人間が空中で、逆立ちで、足で、弓矢を引いてます。
狙いを定めて…

ほんまに命中してる!!!右側の的にちゃんと刺さってるの、見えます??
CG顔負けの凄技、恐るべし。
彼女はいわゆる“艺考生”なのでしょうか?なにはともあれすごすぎる……。
ショーはまだまだ続きます。









以上、私の感動が伝わりましたか……?(やっぱ難しい……?)
そこまでストーリー仕立てではないので、簡単に時代背景を理解していれば、中国語がわからなくても十分に楽しめそうです。
時代背景を全く理解していない私でもめちゃくちゃ楽しめた、ということだけはなんとなく伝わったでしょうか。
興奮冷めやらぬまま、劇場を後にし、晩ご飯会場を目指して移動します。
が、途中でちょっと寄り道。
中国の伝統的な影絵人形劇「皮影戯(皮影戏)」を見ました。
2011年にはユネスコ世界無形文化遺産にも登録されています。
午前中には泰山にも登り、なんだかこの日は世界遺産DAY。

弊誌『聴く中国語』で連載中の中国古典『封神演義』でもお馴染み、みんな大好き「ナタ(哪吒)」のお話でした。
パーク内には、こういったサクッと見られるパフォーマンスもあります。
さてさて、今度こそ本当にレストランへ。
なんと、レストランでも、ショーが見られます。

せっかくなので、ここまで割愛してきたお料理について、少しだけご紹介。




余談ですが、ここ臨沂市では鶏肉を多く食べられているそうで、「生きて臨沂を出られるニワトリはいない(没有一只鸡能活着走出临沂)」という言葉まであるんだとか。
臨沂市に来たらぜひ、鶏料理を味わってみてください。
お腹も満たされたところで、次なるショーの会場へ移動しましょう。
パーク内は、あちこち歩いているだけでも楽しそうです。


次は「马战秀场」で上演される『国士捍山河』というショーを見ます。
こちらは今年の春節頃(2026年2月)に始まったばかりの新しいショーだそうですよ。


こちらのショーは、ここ臨沂市出身で、唐代に政治家・書家として活躍した顔真卿をはじめとする「顔氏一族」のお話。
途中、安史の乱が勃発するも、唐王朝のために決死の抵抗をする……といった感じでしょうか。
最初のショーよりもセリフが多めなので、知識がないとなかなか難しかったです。
私には、職務を全うし国を守ろうとする父親と、それにより親子の関係を引き裂かれた息子の悲しいストーリーに見えたのですが、本当にそういうお話だったのか、自信は全くありません。(笑)















かなりふわーっとした、なんとなーくの理解ではありましたが、約1時間のショーを飽きずに最後まで楽しむことができ、大満足です!
私は終始、舞台装置の仕組みに興味津々。(笑)
エンタメ業界に携わる方が見れば、いろんなインスピレーションが湧いてきそうな、そんな全力の中国エンタメを体験させていただきました。
会場を出ると、すっかり夜です。




ちなみに、このパーク内にはホテルもあるんですって。まるでディズニーランド!
中国を訪れた際は、こういった歴史テーマパークにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
拙いレポートで、私の感動が伝わったのかどうかは実に不安ですが、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
次回は、旅の4日目をお届けしようと思います。
ここ臨沂市は偉大な政治家や書家を数多く輩出したことで知られる街。
その代表的な人物である王羲之、諸葛亮(諸葛孔明)のゆかりの地などを巡りました。
それでは、また次回お会いしましょう!下次见!
▼続き・4日目の様子はコチラから
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