6月は、二十四節気の芒種や夏至にあたり、長く続いた雨季から、蒸し暑い初夏の気候へと移り変わります。
この時期は、脾胃を整えるためにあっさりとした味付けにするのがおすすめです。
5月(旧暦4月)は、清明・穀雨を過ぎて立夏・小満へと進み、初夏に入る時期。
中医学では「春は肝を養い、夏は心を養う」とされています。「甘味・酸味・塩味・苦味・うま味」の五味を組み合わせ、体にやさしく、バランスの取れた食事を心掛けると良いでしょう。
ご紹介する中華の定番家庭料理「椎茸と青菜の炒め物」は、シンプルな味わいが特徴で、「清熱利湿(体内の余分な熱を冷まし、不要な水分を排出する)」「健脾開胃(消化器系の機能を強化し、食欲を増進させる)」といった食療の効果が期待できます。
香菇菜心 xiāng gū cài xīn
(椎茸と青菜の炒め物)

材料 cáiliào / 用意するもの (今回は2人前の量です)
- 小菜心6~8棵 青菜(チンゲン菜など)6~8株
- 香菇(厚菇)4个 しいたけ(肉厚のもの)4個
佐料 zuǒliào / 調味料c
- 橄榄油1勺 オリーブオイル大さじ1
- 酱油1勺 しょうゆ大さじ1
- 蚝油1小勺 オイスターソース小さじ1
- 盐2g 塩2g
- 糖3g 砂糖3g
- 淀粉(勾芡用)1小勺 片栗粉(とろみ付け用)小さじ1
- 麻油少许 ごま油少々

下ごしらえ
1.椎茸はさっと水で洗うか、湿らせた布で軽く表面を拭き、キッチンペーパーで水気を取る。石づきを切り落とし(汚れが付いている硬い部分のみ取り除いて、軸の柔らかい部分は使う)、かさの表面に十字の切り込みを入れる(焼いたときに火が通りやすくなり、味もしっかりなじみます)。
2.青菜は洗って、1株を縦4等分に切る。
做法 zuò fǎ(作り方)
①フライパンを熱してからオリーブオイルを入れ、油が温まったら椎茸を加えて、弱火で表面に軽く色が付くまで焼く。


②鍋に水と少量の塩を入れ、沸騰したら青菜を入れる(まず茎の部分から入れ、40秒ほど経ってから葉の部分を入れる)。さらに20秒ほど茹でたら取り出し、冷水で荒熱を取ってから皿に盛る。

③焼いた椎茸を青菜の上に並べる。

④椎茸を焼いたフライパンに、水大さじ1で溶いた調味料(醤油、オイスターソース、塩、砂糖、片栗粉)を加える。軽く沸騰させて、少しとろみがついたら火を止め、椎茸と青菜の上にかける。

⑤仕上げにごま油を少量回しかければ、完成!
いただきます!

養生メモ/食材の効能
青菜はビタミンが豊富で、特にビタミンCが多く含まれています。涼性の野菜で、甘味の中にほのかな辛味があり、「清熱解毒(体内にこもった過剰な熱を冷まし、炎症や腫れ、化膿を引き起こす毒素を取り除く)」や「利湿(体内の余分な水分を排出する)」「生津(体に必要な水分を生み出し、渇きを抑える)」といった働きがあるとされています。
椎茸は平性の食材で、甘みがあり、「気を補って胃を養う」とされています。また、椎茸は料理にうま味を加えてくれるため、青菜と合わせることで、栄養面でもバランスの良い一品となります。
准备好了吗?开始做菜吧! (準備はいい?さあ、料理を始めよう!)
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