うっちーの中国語四方山話㉘ 天気予報の言い方

中国語学習

天気予報の言い方とは?

中国語語学誌『聴く中国語』では日中異文化理解をテーマにしたコラムを連載しています。

今回は日本中国語検定協会理事長の内田慶市先生が執筆されたコラム、うっちーの中国語四方山話㉘ 天気予報の言い方 をご紹介します。

私たちは毎日のように天気予報をチェックしていますよね。

テレビやスマホの天気アプリを見ない日はほとんどないのではないでしょうか。

では、こうした天気予報は中国語でどのように表現するのでしょうか。意外にも、日本の中国語教材ではあまり詳しく扱われることがありません。

 例えば、次の図は、北京のある1週間の天気予報です。

これを中国語で説明すればこうなります。

この図では、4月26日になれば、「曇りから晴れ」になりますが、それは“多云转(zhuǎn)晴”と言います。

“多云”は「晴れ」のマークも一緒に付いていますね。つまり、「曇り時々晴れ」ですよね。この場合は、“多云间(jiàn)”この時は

4声で読むことにも注意)晴(qíng)”あるいは“晴间多云”と言ってもいいでしょう。

「曇り」には中国語では“阴(yīn)天”(“阴”だけでも使います)も使われますが、では“晴天”“多云”“阴天”晴间多云“”“多云间晴”はどう違うのでしょう?

“百度”によれば次のようになります。

ついでに、この日の中国の他の地域の天気は次のようでした。

  どうでしょう?もう全部お分かりですね?

日中共に天気に関することわざも沢山あります。何故か、晴れよりは雨のことわざが多いようですが、これも少し挙げておきましょう。日中どちらも同じような見方をしていることがよく分かります。

内田 慶市(うちだ けいいち)/1951 年福井県生まれ。博士(文学)・博士(文化交渉学)。専攻は中国語学、文化交渉学。福井大学教育学部助教授、関西大学文学部・外国語学部教授、大学院東アジア文化研究科教授を歴任。2021年関西大学外国語学部特別契約教授定年退職。東アジア文化交渉学会常任副会長( 2009 年~)、中国語教育学会理事( 2016年3月~2020年2月)、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター長( 2017年4月~)、日本中国語検定協会理事長(2020年6月~)。主著に『近代における東西言語文化接触の研究』(関西大学出版部、2001)、『文化交渉学と言語接触─中国言語学における周縁からのアプローチ』(関西大学出版部、2010)、『漢訳イソップ集』(ユニウス、2014)などがある。

今回紹介したコラムは『聴く中国語』2026年7月号に掲載しております。

本誌には内田先生の更に詳しい加減乗除に関するコラムを読むことが出来ます。興味のある方はぜひこちらをチェックしてみてください。

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