【内卷nèi jiǎn】過度な競争、頑張りすぎ
解釈
語源はアメリカの人類学者がインドネシア・ジャワ島の米生産を論じるために使われた言葉「インボリューション」から。「内部資源を活用した発展」といった前向きな意味を指していましたが、転じて「意味のない頑張り」や「過度な内部競争」など否定的な意味に変わり、2020年の流行語になりました。競争が激化した現象のことを「内卷nèi juǎn」と言います。
2021年には競争するという意味の「卷juǎn」が更に流行り、本心では嫌だが強制的に競争させられている人のことを「卷心菜 juǎn xīn cài」という派生語も生まれました。
用例
例:很多家长都喜欢在周末或者孩子放学后,将孩子送去参加补习班。可以说从幼儿园就开始“卷”了。
=多くの親が週末や放課後に子供を塾に連れて行く、幼稚園から競争が始まっているね。
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