中国語語学誌『聴く中国語』は毎月、日本で活躍している中国の有名人や日中友好に貢献している日本人にインタビューをしています。
今回は、日中両国の映画やドラマで数多くの印象的な役を演じてこられた俳優・浩歌さんに、中国の芸能界で20年以上にわたってご活躍されてきたその歩みと思いをお話しいただきました。
中国の映像業界に携わったきっかけ
最初は日本の事務所からの紹介でした。2000年、長髪だったことが評価され、中国のドラマ『永遠の恋人』で主演のチャンスをもらいました。当時は中国語が話せず、通訳を介した不思議な撮影環境でしたが、新鮮で楽しかったです。
初めての撮影で大変だったことは?
言葉の壁が一番の課題でした。脚本通りにシーンを撮るのではなく、順不同で撮影する中国独特のスタイルも経験しました。初日に病院でのラストシーンを撮るなど予想外の出来事もありました。
印象に残っている役はありますか?
すべての役が大切ですが、初主演作『永遠の恋人』や『走向共和』での明治天皇役、『記憶の証明』での敵役など、毎回携わった作品で最高の役だと感じ続けています。中国でのキャリアは25年以上、60本以上のドラマに出演しています。
日本と中国の撮影の違いは?
日本では順番に撮影しますが、中国ではシーンごとに撮影するため、事前に全話の脚本を確認して準備できます。これにより、俳優として事前準備の余裕が生まれます。
バラエティ番組での司会経験は?
中国中央テレビ『天天向上』では、トークショー形式の司会に挑戦。速いテンポでの中国語のやり取りは難しかったですが、面白いコメントを発信することを意識しました。
中国語の自伝について教えてください。
『有梦不怕路远(夢さえあれば遥かな道のりも怖くない)』では、初めて北京に来た時の経験や「破釜沉舟」という言葉に励まされた思いを綴っています。
座右の銘や心がけは?
「楽しむこと」を大切にしています。撮影や日常生活でも笑顔を忘れず、自分も周りもポジティブにできるよう心がけています。
SNSを活用した活動について
抖音や微博、小紅書などで日々動画を発信し、ファンと交流。コメントへの返信も中国語学習の実践になっており、ファンとの距離も近く感じられます。
俳優
浩歌
プロフィール
旧芸名:矢野浩二
1970年1月21日生まれ
大阪府出身
2000年に単身中国・北京へ渡る。数多くのドラマに出演し、2008年より中国で最高視聴率を誇り、2億5000万人の視聴者を持つバラエティ番組「天天向上」にもレギュラー出演。「ニューズウィーク日本版」(2007年10月17日号)にて、“世界が尊敬する日本人100人”にも選出された。2023年、芸名を矢野浩二から浩歌に改名。
今回のインタビューの詳細や日中対訳は月刊中国語学習誌『聴く中国語』2025年12月号に掲載されています。さらに詳しくチェックしてみたい方は、ぜひご覧ください。
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