中国語勉強の息抜きや、純粋に音楽性に惹かれてC-POPに触れる方も多いのではないでしょうか?
今回は、日頃から家族でカラオケに行くのが趣味の日本人編集部員Tが、中国語カラオケ初心者でも歌いやすい楽曲を独断でピックアップ!
日本のカラオケでも歌える中国語の曲を入れて、楽しんでみてくださいね~!
日本のカラオケで中国語の曲を選曲する方法
日本のカラオケ店で曲を検索するには
まずトップメニューから中文・한글・English・Others/あるいはforeign languageを選択。
次に、簡体字/あるいは繁体字の選択をします。
そして、歌手(拼音)/あるいは歌名(拼音)を選択。
そして歌手名/あるいは曲名なりで、各文字のピンインの頭文字を入力すればお目当ての作品がでてきます。
例)周杰倫 簡体字では周杰伦(zhōu jié lún)→Z J L と入力
童話/光良
まずは、恋愛ソングの王子の異名を持つ光良の代表曲「童話」でしょう。
スローテンポで比較的簡単な中国語が使われていてとても歌いやすい曲です。それに惹きつけられるメロディーラインで、我が娘(小2)も夢中になりあっという間に歌えるようになりました。中国語カラオケの手始めの一曲におすすめしたいです!
小幸运/田馥甄
次に元S.H.Eの田馥甄による「小幸運」です。
大ヒットした映画「私の少女時代」のテーマ曲で有名ですが、ストーリーにぴたりとハマった切ない内容が盛り上がること必至です。早そうで難しいかなという部分もありますが、数回歌うとしっくりと馴染んできました。韻を踏んだような箇所もあり(是谁风里 雨里 一直默默守护在原地)歌えると嬉しい曲ですよ。
退后/周杰倫
そして、この人を外してC-POPは語れない周杰倫。
ちょっとマイナーかも知れませんが、「退后」は難解なリズムもなく比較的淡々と歌えるのと、周杰倫自身が監督を務めたMVが個人的に好きです。マイナーだからか、この曲はJOYSOUNDにのみ入っていました。ご注意を!
最长的电影/周杰倫
ラップのないバラード曲、MVが映画調の「最长的电影」もゆっくりとしたテンポで歌いやすいかなと思います。このMVも周杰倫監督作品だそうですが、必ずチンピラとの喧嘩シーンがあるのが(ボディガード役なので今回は仕方ないですかね……)ちょっと面白い(笑)です。
菊花台/周杰倫
そして、中国風の楽曲「菊花台」も入れておきます。
難しそうだとずっと敬遠していたのですが、かなりスローなテンポであること、周杰倫の曲でありがちな早口ラップがないこと、さらに中国風のメロディラインに乗せて歌うことができて、歌ってみるととても気持ち良かったです。
周杰倫の曲を選ぶ際に気をつけてほしいのは、ラップが入った曲です。
お母さんのことを歌った「听妈妈的话」は、とても素敵なサビでついつい歌いたいところですが、初っ端のラップが難オオアリで、何度も自爆しています笑。いつかラップも歌えるようになりたいですね。同様に「千里之外」もサビが素敵なのですが、ラップ部分が難です。けれど「千里之外」はラップを無視して歌う事もできる仕様(ちょっとした間奏にしてしまえば)になっているのでなんとか歌えますよ。
默/那英
那姐による「默」もオススメです。出だしがゆったりとした曲調で徐々に盛り上がるタイプの曲で、比較的歌いやすいかなと入れました。MVの静謐な感じも素敵なのでぜひご覧ください。黄暁明によるムキムキボディで繰り出す手話も気になります。
十年/陳 奕迅
香港出身の歌手、イーソン・チャンの代表的な曲の一つで、我が夫(日本人)がよく歌っている曲の1曲です。単語が比較的簡単であること、別れの曲であることからスローテンポであることなどが歌いやすい点として挙げられます。ドラマや映画の曲として何度も使われているので聴いたことのある方も多いのではないでしょうか?
流星雨/F4
夫の歌う曲として、もう一曲。
時代を感じるかもしれませんが、一斉を風靡した台湾版・花より男子「流星学園」の曲であること、「F4」の曲であること、さらに日本の平井堅さんのヒット曲「Gaining Through Losing」の中国語カバー曲ということで入れました。素敵なラブソングなので歌えると盛り上がることでしょう。
洋葱/楊 宗緯
次に、楊 宗緯 (アスカヤン)の楽曲「洋葱」です。作詞作曲はあの五月天の阿信です。
片思いする男性を玉ねぎに当てはめて表現したという斬新さもさることながら、なんとも切ない楽曲に仕上がっていてぜひ歌ってほしい曲です。玉ねぎを剥く(一层一层一层拨开我的心)の部分など、日常的な玉ねぎという野菜がこんなにも詩的な表現に昇華されるのかと感動すら覚えますよ。
五月天バージョンと、TFBOYZの王俊凱と阿信がデュエットしているバージョンも載せておきます♪
小情歌/蘇打綠
最後に紹介するのは、蘇打綠(ソーダグリーン)の代表曲「小情歌」です。
ボーカルは男性(呉青峰)ですが、かなり高音なので女性も歌いやすく、ゆったりとした始まりもとっかかりやすい曲です。サビに向かって徐々に熱量が上がってきて静かな曲ながら盛り上がるでしょう。
とても有名な曲なのですが、私は本家を知る前に中国の新人歌手発掘番組「中国好声音」で多亮という選手が歌っているのを見て知りました。カラオケ曲を発掘する際、歌手発掘番組などでリサーチするといろんな曲が探せますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと懐メロが多めで大体の年齢がバレるかと思いますが、お察しください(汗)。
人によって歌いやすい/にくいは意見が分かれるかもしれませんが、
基本的に中国語曲は歌い上げる系の曲が多く、全体的にはカラオケに向いているように感じます。
それでも、中国語の歌ならなんでも歌えればいいわけではなく、どうせなら好きな歌手の歌を歌いたいですよね。
なので、以下のように選曲してみてください!
・自分のお気に入りの歌手で、何度も聞きたくなる曲
・アップテンポよりスローテンポの曲
・ラップや早口言葉など難しい部分がない
そして、たくさん練習をすれば、きっとうまくいきますよ!
皆さんも、ぜひ自分だけの中国語曲の十八番を発掘してみてくださいね~。
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