薬膳(やくぜん)は食療(しょくりょう)とも呼ばれ、主に正気を補って、邪気を取り除き、陰と陽のバランスを整える作用があります。今回からは、四季を基盤とした薬膳レシピをお届けし、皆様の養生と健康維持をお手伝いします。
晩秋の乾燥を経た体には、陰を養って陽を補う=乾きを潤すことが大切です。この時期は、体を温める効果や滋養のある食材、甘味・酸味・塩味のあるものを摂るのがよいとされています。
油豆腐塞肉 yóu dòufǔ sāi ròu
(油揚げの肉詰め)

材料 cáiliào (用意するもの)
- 猪肉肉糜200g 豚ひき肉 …… 200g
- 鸡蛋1个 卵 …… 1個
- 油豆腐4片 油揚げ …… 4枚
- 豆芽金针菇各1袋 えのき茸 …… 1袋
下ごしらえ
- 豚ひき肉(肉糜)に卵、塩2g、三温糖5g、料理酒大さじ1を加えてよく混ぜる。
- 油揚げはキッチンペーパーで余分な油を吸い取り(吸干)、1枚を2つに切る(一切为二)。
- 味付けした豚ひき肉を8等分し、(袋状の)油揚げ8枚に詰める(塞)。口を閉じるように包み、必要なら爪楊枝(牙签)で留める。
做法 zuò fǎ(作り方)
①鍋に油揚げの肉包み(油豆腐包)、生姜の千切り、料理酒大さじ1、醤油大さじ1、三温糖5gを入れ、ふたをして弱火で8分ほど煮る。

②別の熱したフライパンに油大さじ1を入れ、すぐにもやしとえのき(金针菇)を加える。塩2gをふり、強火でサッと炒め(煸炒)、色が変わったら火を止める。

③器に盛り付ける。

養生メモ
食材の効能:
■豚肉 …… 陰を養い乾燥を潤し、胃腸や腎に良い。寒さに備える栄養源。
■もやし・えのき …… 乾きを取り、熱をさまし、むくみを抑える。
この組み合わせは、寒さが増す冬の養生にぴったりで、特に胃腸の弱い方や高齢者におすすめの一品です。
准备好了吗?开始做菜吧! (準備はいい?さあ、料理を始めよう!)
「聴く中国語」では、毎号中国の家庭料理のレシピを取り上げています。より詳しい記事の内容や日中2か国語記事は『聴く中国語』2025年11月号に掲載中です。
ぜひチェックしてみてください!





コメント