2024年最新版:私的オススメレストランTOP8  in上海~2023年大衆点評網・必吃榜を尋ねる~

コラム

『聴く中国語』2023年1月号より、現在上海外国語大学で学ぶ水上華さんのコラム「私の中国留学記」を連載しています。今回は第十六回「私的オススメレストランTOP8  in上海」

コラムニスト 水上華
日本と中国のハーフ。日本で生まれ育ち高校三年生の時に中国への留学を決め中国の大学に入学するも、新型コロナウイルスの影響で一年生の間は中国への渡航が叶わず日本でオンライン授業を受けた。

今回は、上海を訪れることがあったらぜひ行ってみてほしいオススメのレストランを8店紹介したいと思う。

费大厨辣椒炒肉/湖南料理

中国全土にあるチェーン店で、上海でも10店舗以上展開されている湖南料理の店。看板メニューの【费大厨辣椒炒肉】は、少し辛めでご飯がすすむ味だ。费大厨辣椒炒肉を頼むと、ちょっとしたパフォーマンスを見せるサービスもある。個人的には费大厨辣椒炒肉と、もう一つ【大王冰柠檬茶】がオススメだ。二人分はあるビッグサイズの柠檬茶が、たったの19元なのだ。味も非常に美味しいのでぜひ頼んでみて欲しい。

蜀谭记・盐帮川菜/四川料理

   四川料理のチェーン店で、辛さに耐性のある方にはぜひ試してみて欲しい。この店の【酸菜鱼】が私と友達のお気に入りで、色々な店の酸菜鱼を食べたが結局この店が一番美味しいのでは?という結論に至った。量が多く一人では食べきれないため、定期的に友達3人と酸菜鱼を食べる会を開催している。酸菜鱼以外の料理も全て美味しく、特にお気に入りは【歌乐山辣子鸡】だ。刺激のある辛さが癖になり、食べたら止まらなくなること必至だ。

罗记麻辣烫/麻辣湯

  广纪路57底层-1に位置する麻辣烫のお店。小さな店だが非常に人気で、お昼時になると店内外に順番待ちの人が溢れかえっている。麻辣烫だけでなく、黄焖鸡を頼む人も少なくない。私もここの【黄焖鸡】がお気に入りだ。ご飯と一緒に食べると必ずご飯をおかわりしてしまうほどご飯に合う。ローカルなお店にしては少し値段がはるが、それでもお財布に優しい価格なのでぜひ試してほしい。

馋三尺蟹粉小笼(人民广场店)/上海蟹料理

   大众点评で2023年必吃榜に選ばれたこちらの店の目玉は【蟹粉小笼包】【蟹粉拌面】だ。上海といえば蟹、蟹料理といえばこの二つをおいて他にない!ここは友達に紹介してもらった店だが、小籠包は肉汁がたっぷりで至極美味な上、蟹粉拌面も蟹を口一杯感じられて非常に美味しかった。接客も良く店内が非常に綺麗なのも嬉しいところだ。お昼時に行ったら1時間ほど並んだため、少し時間をずらして行くことをお勧めする。

哈尔滨私房菜/東北料理

  鲁迅公园のすぐ近くのこの店では、中国の東北料理を提供している。店はあまり大きくないが、大小様々なテーブルが用意されている。この店の【锅包肉】が私の周囲で大人気だ。料理の種類も量も多く、非常に満足できる。

Chill’s Café&Bar(滨江店)/メキシコ料理

こちらも大众点评で2023年必吃榜に選ばれている人気店だ。滨江大道3072号に位置するこの店は、黄浦江に隣接し、綺麗な景色と美味しいメキシカンを堪能できる。誕生日に友達に連れて行ってもらったのだが、トリュフのポテトが非常に美味しく、以来ちょくちょくこのポテトを食べに行っている。綺麗な夜景も堪能できる上、接客も心地よく大好きな店だ。

Alimentari Grande/イタリア料理

  东湖路20号101-201室に位置するこの店も大众点评で2023年必吃榜に選ばれた人気店だ。チーズやサラミ、ワインの種類が豊富で値段も良心的なため、月に一回こちらで女子会を開き、近況報告会を行うほどお気に入りだ。こちらも人気店のため、毎回1時間待ちは覚悟して行っている。個人的にはトリュフのパスタがお勧めなので、ぜひ試してみてほしい。

Professor Lee by BELLOCO倍乐/韓国料理

  淮海中路300号K11购物艺术中心4层406に位置するこの店は、ショッピングモールの中にある韓国料理店だ。非常におしゃれな店で、デートで利用している人が比較的多い。この店は私が行ったことある中で一番といっていいほど並んだ店で、土曜日の夕飯時に行った際は2時間以上並んだ。しかし、平日の5時ごろなど少し時間をずらしていくと、並ばずにスムーズに入れる。私がこの店に来ると必ず頼むのが、【番茄泡菜五花肉烩饭】と【海鲜辣炒年糕】の二つだ。番茄泡菜五花肉烩饭は量が少なめだが、味がしっかりしているため結構満足できる。海鲜辣炒年糕は量が多いためシェアして食べるのをお勧めする。

今回紹介した店はいずれも私が上海で特にお気に入りの名店だ。

上海を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみて欲しい。

本コラムは『聴く中国語』2024年4月号に掲載しております。

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