上海ディズニーに行ってみた!~チケット購入方法から混雑具合まで~

コラム

『聴く中国語』2023年1月号より、現在上海外国語大学で学ぶ水上華さんのコラム「私の中国留学記」を連載しています。今回は第十五回「初めての上海ディズニー体験」

コラムニスト 水上華
日本と中国のハーフ。日本で生まれ育ち高校三年生の時に中国への留学を決め中国の大学に入学するも、新型コロナウイルスの影響で一年生の間は中国への渡航が叶わず日本でオンライン授業を受けた。

上海ディズニーとは?

今回、上海の有名観光スポットの一つ、上海ディズニーに初めて訪れてみた。2016年に開業したこのパークは、現在世界で最も新しいディズニーランドである。

チケット購入方法

日本の友達が上海に遊びに来たので、どこに行きたいか聞いたところ上海ディズニーが一番に挙がった。私もまだ行ったことがなかったため、チケットを買っていくことにした。

 チケットの購入方法は公式サイトの他に様々な方法がある

今回私たちは大众点评でチケットを購入した。時期によって入場チケットの価格は違うのだが、私たちは早鸟套餐という十日前までに行く日にちを予約するチケットを一人389元(日本円で約8000円)で購入した。調べてみたところ、公式サイトで購入すると通常平日475元、休日599元するそうなので、ディズニーのチケットを購入する際は大众点评などのアプリから購入することをおすすめする。

入場の流れや混み具合、日本と違うところ

 当日朝6時に起床し早朝からディズニーに行こうと思っていたが、見事に全員が寝坊した。急いでタクシーに乗り、ディズニーに着いたのが10時頃(地下鉄で向かう場合は、11号線の「迪士尼站」で下車)。保安を通るために列に並んだ。保安を抜けると今度は入場ゲートの列に並び、パスポートを提示してやっとパーク内へ入場ができる。

 当日の天気はあまり良いとは言えず、保安や入場ゲートを並んでいる間は雨が降っていた。しかしラッキーなことにパーク内に入ると、曇りは続いたが雨が止んだ。さらに天気があまり良くなかったためか、日曜日に行ったにもかかわらずそこまで混んでいなかった。

 パーク内に入りまず被り物を買ったが、日本と違い中国では被り物を買っている人が少なく、皆店内でS N S用の写真だけを撮っている。パーク内でも被り物を被っているのは小さな子供ばかりだ。日本では大半が被り物を被っているため不思議な光景に感じた。

 お昼時、近くのレストランのテラス席で軽くご飯を食べていると、ちょうどパレードの時間で沢山人が集まり始めた。中国のパレードではカップルが肩車をして観覧している光景をちらほら見かけた。

アトラクションはほとんど並ばずに回ることができた。60分待ちと書いてあっても実際には30分しか並ばなかったものもある。東京ディズニーランドとシーを合わせたぐらいの広大な面積のため、今回は全てのアトラクションを回り切ることはできなかった。

ワタシ的オススメのアトラクション

今回回った中で特にお気に入りだったのが、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」「カリブの海賊:バトル・フォー・サンケン・トレジャー」である。

トロンではバイクのようなものに乗り疾走するのだが、バイクレースに出ているようなスリルある体験ができる。

カリブの海賊は個人的に一番お気に入りで、一番お勧めしたいアトラクションだ。上海ディズニーに来た際は必ず乗ってほしい。超巨大なスクリーンに映し出された映像は非常に躍動感があり、口が開きっぱなしになってしまうこと必至だ。海上のバトルシーンも大いに感動した。すごい、すごいと友達と言い合っていた。私が今まで乗ったテーマパークのアトラクションの中で最も感動した楽しかったものの一つといえる。エンディングが二種類あるそうなので、何度乗っても楽しめるだろう。大人気のアトラクションだがボートに一度に2,30人ほど乗れるため、回転率が非常に良い。そのため特に並ぶことなく乗ることができる。

上海ディズニーのお城は全てのプリンセスが集う城だそうで、特定のプリンセスのお城ではないそうだ。高さ約60メートルの世界最大のディスニーキャッスル。内部には白雪姫をテーマにしたアトラクションがある。

今回ズートピアのエリアがオープンする前に行ったため、ズートピアの世界を楽しむことができなかったのが少し心残りである。次回行く機会があれば、もっと沢山のアトラクションを回ってみたいと思う。

本コラムは『聴く中国語』2024年3月号に掲載しております。

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