今回は、中国人の旧暦新年の風習についてご紹介します。
旧暦の12月(臘月)の27日から新年の3日までの行事は以下のようになります。
年二七 洗疚疾
伝統的にこの日にお風呂に入って、家も大掃除をします。
年二八 贴花花
家々の門前や玄関にお祝いの言葉が書かれた「春聯」と縁起物の「年画」を張ります。
年二九 蒸馒头
昔はマントウを蒸して、祖先を祀ることをしていました。
いまは年越しの料理を準備することはメインの行事になります。
除夕(年三十) 年夜饭
団らん飯を食べて、各テレビ局が放送している「春節晩会=中国の紅白+M1グランプリ」を見て、年越しします。
12時になると、お年玉をあげたり・もらたりします。もちろん「拜年=新年のあいさつ」をしなくてはなりません。
初一 放鞭炮
爆竹や花火を打ち上げます。
いまいろんなところで制限されていますが、安全な範囲では打ち上げ可能です。
初二 迎婿日
夫の実家で春節を過ごした方は、この日に妻の実家に帰り、妻の両親に会います。
初三 逛庙会
縁日「廟会」に行きます。様々な催しを見たり、縁日らしい食べ物をたべたりして、にぎやかに過ごします。
「元宵節=正月の15日」に、湯圓(餡入り白玉団子)を食べたあと、中国の春節はやっと終わります。
ぜひ一度中国に行って、中国の春節を体験してみましょう。
#中国文化
コメント