马后炮(mǎ hòu pào)の由来
「马后炮」とは、元々は中国将棋の手のひとつで、「馬」の後方に「炮」を置いて相手の「将」(帥)がどうやっても逃げられなくするという実用的な戦法のことだった。
慣用語としての意味
現在の中国語では、「马后炮」は「相手の馬が跳ねてからやっと炮を使うことを思いつく」、つまり、事が済んでから何とかしようと思っても、もう間に合わないという意味になる。
また、その状況がすでに発生した後になって、自分には先見の明があって早くからそのような結果になるのはわかっていたをアピールする行為も指す。
こうして、「马后炮」はマイナスなイメージで使われる慣用語となった。
例文
a:我早就说这样做不行,你偏不听!
a:だから前に言ったじゃないか、こうしたらダメだって。君が聞かないから!
b:事情都已经过去了,你就别马后炮了!
b:もう、事は済んでしまったんだから、後からごちゃごちゃ言わないでよ!
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